注意欠陥多動性障害と便秘と下痢について

今日は注意欠如・多動症障害についてです。一般的には集中力のなさ、不注意、落ち着きのなさ、衝動性などの状態が6ヶ月以上持続していると定義されています。

このような状態は学校生活、社会生活、私生活にも影響がでてしまいます。僕がアメリカにいるときにあるドクターが注意欠陥・多動性障害について言っていた言葉なんですが、It’s not an output problem, it’s an input problem. と説明されていました。

簡単に言えば行動に異常があるようにみえますが、これは脳に入力する情報に問題があると言うことです。この問題を解決するには脳に入力する情報に変化を与え、正常な情報が脳に届くようにしなければなりません。脳への入力が正常にならないと脳は機能はアンバランスになっていきます。

脳機能のアンバランスさはすべての身体のシステムに影響がでます。とくに消化器系には高い確率で影響がでます。そのような状態では食べ物からの影響もかなり受けやすくなります。特に小麦(グルテン)と乳製品(カゼイン)は最も一般的な食物過敏症を引き起こすと言われています。これが便秘や下痢なども誘発してしまいます。アレルギーみたいなリアクションがでないので判断が難しいですが、必ず敏感な食べ物が存在します。それを知らないうちに毎日、口にしているケースが多いです。

集中力のなさ、不注意、落ち着きのなさ、衝動性、成長の遅さ、学習能力の低下、運動能力の低さなどが気になる方はぜひチェックしてみてください。

脳機能を向上させること、どの食べ物にリアクションしているかを探すことで成長は促進されます。

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