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「なんて答えたらいい?」と聞いていた子が、自分の言葉で話せるようになるまで

2026.09.18

お子さんの気持ちの切り替えの難しさや、会話の中で自分の考えをうまく言葉にできないことに、悩んだことはありませんか。

今回は、実際に当院に通ってくださっているお子さんの様子を、症例紹介という形でご紹介します。セミナーの内容ではなく、日々の通院の中で見えてきた変化の記録なので、同じようなお悩みをお持ちの方にとって、何かのヒントになればうれしいです。

※ご本人・保護者の方の同意をいただいたうえで、個人が特定されないよう配慮してご紹介しています。

初回にお伺いした頃のご様子

当院に来られたのは、小学校低学年のお子さんでした。発達に関する診断を受けているとのことで、保護者の方からは主に3つのお悩みを伺っていました。

1つ目は、気持ちの切り替えの難しさです。気持ちが高ぶると保護者の方に手が出てしまう場面がほぼ毎日のように見られ、感情の起伏も大きく、いったん崩れると切り替えるまでに時間がかかる状態でした。

2つ目は、学習面です。特に文章の内容を理解したり、質問に対して自分で考えて答えを組み立てたりすることに苦手さが見られました。

3つ目は、会話の中での様子です。自分の考えをまとめて伝えることが難しく、「わからない」「なんて答えたらいい?」と、すぐに保護者の方に答えを求める場面が多くありました。

気持ちの面で、大きな変化が

通っていただく中で、まず気持ちの面に変化が現れてきました。以前はほぼ毎日のように見られていた、気持ちが高ぶった際に保護者の方へ手が出てしまう場面が、なくなっています。

また、感情が崩れて大きくひっくり返ってしまうような場面も見られなくなり、気持ちをコントロールしながら過ごせる時間が増えています。習い事を始めるなど、日々の活動の幅も広がってきました。

学習に対する意欲にも、変化が

学習面についても、継続して取り組んでいただく中で、少しずつ様子が変わってきました。成績にも変化が見られるようになり、以前と比べて学習に対する意欲や理解の面でも、前向きな変化が見られています。

会話が、自分の言葉でできるように

特に大きな変化が見られたのは、コミュニケーションの面です。

以前は、会話の中で自分の答えを考えてまとめることが難しく、すぐに「なんて答えたらいい?」と保護者の方に尋ねる場面が多くありました。それが今では、自分の気持ちや考えを、自分の言葉で伝えられるようになっています。

会話の中で冗談を言ったり、相手とのやり取り自体を楽しんだりする姿も見られるようになりました。

まとめ

初回にお伺いした頃と比べると、気持ちの面、学習の面、コミュニケーションの面、いずれにおいても大きな変化が見られています。

一人ひとりのお子さんの様子に向き合いながら、じっくりと時間をかけていくことの大切さを、改めて感じさせてもらった事例でした。同じようなことでお悩みの方は、一度当院にご相談ください。

※今回ご紹介した内容は、個々のお子さんの状況や経過に関する記録であり、変化の現れ方には個人差があります。効果を保証するものではない点、ご了承ください。

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